加山雄三さんの若い頃は、短髪とくっきりした目鼻立ち、海が似合う笑顔が印象的でした。若大将シリーズで見せた爽やかな姿はもちろん、レコードのジャケットに写る精悍な表情も魅力です。幼少期や学生時代から、映画と音楽で人気を集めた時期、年齢を重ねた姿まで、写真をたどると表情の変化がよく分かりますね。現在の近影とともに、妻や4人の子供たちについてもご紹介します。
加山雄三の若い頃がイケメン!幼少期からの顔画像まとめ
茅ヶ崎で育った幼少期の写真
加山雄三さんは1937年4月11日、横浜市で生まれました。父は俳優の上原謙さん、母は女優の小桜葉子さん。2歳になる前に茅ヶ崎へ移り、海を身近に感じながら成長しています。幼少期の写真では、帽子と制服風の服を着て、遊具に腰掛ける姿が見られます。丸みのある頬と、まっすぐ向けた視線が印象的ですね。写真の正確な撮影年は公表されていません。

公式年表によると、小学校時代にはスキーを始め、8歳ごろには叔母が弾く鍵盤の動きを見てオルガンを演奏するようになりました。後年の音楽とスポーツへの情熱は、子供のころから育まれていたのですね。
慶應高校と大学時代に磨いた音楽とスポーツ(16歳〜22歳)
1953年に慶應義塾高等学校へ進学。学生服姿の写真は、高校時代として紹介されている集合写真の中央に写った加山さんです。短い髪に白い歯を見せた笑顔が、映画でおなじみの若大将像にもつながって見えます。

1955年には慶應義塾大学法学部政治学科へ。大学時代は学生バンド「カントリー・クロップス」を結成し、サイドギターとボーカルを担当しました。一方でスキーにも打ち込み、国体の本大会へ出場。歌や演技を始める前から、多彩な才能を持っていたことが分かります。大学時代については、年代を裏付けられる鮮明な本人単独写真は見つかっていません。
東宝デビューから若大将シリーズのスターへ(23歳〜26歳)
大学卒業後の1960年に東宝と専属契約を結び、『男対男』で映画デビューしました。翌1961年には『大学の若大将』で主演。スポーツが得意で歌もうまい田沼雄一を演じ、青春映画の人気者になっていきます。
下は1961年の撮り下ろし写真です。シャツの袖をまくり、静かに視線を向ける表情は、明るく歌う姿とはひと味違います。太い眉とくっきりした目鼻立ちが目を引きますね。

続いて、1963年ごろに葉山の海で三船敏郎さんとくつろいでいる写真。右側が加山さんです。映画の衣装ではなく水着で並ぶ姿からは、海を愛した人らしい自然な雰囲気が伝わります。

若大将シリーズと並行して、黒澤明監督の『椿三十郎』にも出演。青春映画の二枚目だけではなく、時代劇やドラマ性の強い作品にも活躍の場を広げていました。
『君といつまでも』と海が似合う全盛期(27歳〜29歳)
1965年は『赤ひげ』や『エレキの若大将』に出演し、同年12月発売の「君といつまでも」が大ヒットした時期です。俳優としての人気と、自ら曲を作って歌う音楽家としての存在感が重なっていきました。
1966年1月発売の『加山雄三のすべて〜ザ・ランチャーズとともに』のジャケットは、赤い背景に顔を大きく配したデザイン。短髪と真剣なまなざしに、20代後半の精悍さが表れています。

同年6月発売の『ハワイの休日』では、ウクレレを手に浜辺で笑う姿に。スーツやシャツ姿だけでなく、海辺の開放的な装いも加山さんの魅力でした。収録曲には「お嫁においで」も含まれています。

こちらはタヒチから帰国したときの写真です。『日劇加山雄三ショーより歌う若大将』に関連するカットとして紹介されており、タラップを降りる姿にもスターらしい華やかさがあります。

30代前半のジャケットに見る大人の表情(30歳〜34歳)
1967年6月発売の『太陽の恋』は、船上で見せる日焼けした笑顔が印象的な一枚。20代の青春映画と同じく、海のイメージを大切にしながら活動を続けていました。

同年12月の『加山雄三のすべて第三集』には、ギターを弾く複数のカットを使用。静止した肖像とは違う、演奏中の表情を楽しめます。ザ・ランチャーズとの音楽活動も、当時の加山さんを語るうえで欠かせません。

1969年の『大空の彼方』のジャケットでは、犬と並んで柔らかな表情を浮かべています。歌のイメージだけでなく、身近なものに向ける優しい視線も魅力ですね。

1970年10月発売の『愛はいつまでも』では赤いニットを着用。肌を見せる海辺の写真から一転、落ち着いた服装でカメラを見つめています。若大将の爽やかさを残しつつ、服装やポーズには大人の雰囲気が増しています。

1971年4月発売の『荒野をもとめて』は、顔を中心にした肖像ジャケットです。伏し目ではない強い視線と、整えた短髪が端正な印象をつくっています。

同年12月の『加山雄三イン・ベラミ〜ナイト・クラブの加山雄三』では、白い衣装でマイクを握る姿に。映画の役ではなく、ステージで歌を届けるエンターテイナーの表情が前に出ています。

『ベスト40』から『海その愛』へ(35歳〜39歳)
1975年5月発売の『加山雄三ベスト40』のジャケットでは、赤いシャツ姿で車に寄りかかっています。髪型は変わらず短く、表情には肩の力が抜けた余裕も感じられますね。ヒット曲を振り返る作品が登場するほど、歌手としての歩みも積み重なっていました。

1976年5月にはアルバム『海 その愛』を発売。ジャケットでは船の上に座り、ゆったりと笑っています。若いころの海辺の写真と比べると、同じ海でも冒険心だけでなく、包み込むような穏やかさが感じられるのではないでしょうか。

『帰ってきた若大将』と『永遠の夏』(40歳〜49歳)
1981年公開の『帰ってきた若大将』では、田中邦衛さんと再び若大将・青大将の組み合わせを披露しました。下の場面は左が加山さん、中央が田中さん、右が坂口良子さんです。白い服を着た姿には、学生役で人気を得た時期とは異なる落ち着きが見られます。公開時の加山さんは43歳でした。

40代後半の1985年には『永遠の夏』を発表。ジャケットは温かい色調の顔のアップで、目尻を下げた笑顔が印象に残ります。青春映画のヒーローから、歌を通して長く親しまれる存在へと変化した時期といえそうです。

50代も続いた映画界との交流とギター(50歳〜59歳)
1993年3月、黒澤明監督の83歳の誕生日を祝う席での写真です。中央の加山さんは55歳。寺尾聰さんらと並び、白いシャツにジャケットを重ねています。若いころに参加した映画のつながりが、その後も続いていたことが伝わる場面ですね。

1994年7月発売の『ブラック・サンド・ビーチ』ではギターを構えた姿をジャケットに採用。同年にはハイパーランチャーズを結成し、エレキの響きへの情熱を新たな活動へつなげています。

1995年の結婚25周年パーティーでは、白いタキシードで森繁久彌さん、妻のめぐみさんと乾杯しました。ステージとは違うお祝いの席の写真で、口元には柔らかな笑みが浮かんでいます。

60代の肖像と日本映画批評家大賞(60歳〜69歳)
下は2005年に撮影された写真です。少しグレーの混じった髪と、深くなった額のしわが自然な年齢の変化を感じさせます。口元に手を添えながらも目がしっかり見え、温かな笑顔が印象的です。この年にはデビュー45周年を迎え、ニューヨークのカーネギーホール公演も行いました。

2006年6月2日の日本映画批評家大賞授賞式では、映画界への貢献をたたえるゴールデン・グローリー賞を受賞。写真は左から千葉真一さん、加山さん、里見浩太朗さんです。69歳の加山さんは中央に立ち、きちんとしたスーツ姿でトロフィーを持っています。

家族との時間と紅白のステージ(70歳〜73歳)
2008年のニューヨークビズのインタビューは71歳のとき。ブルーの上着と白いシャツを合わせ、明るい室内で笑う一枚です。取材では妻や娘たちも会話に加わり、仕事の顔とは違う、家族に囲まれた日常が語られています。

2010年末の『NHK紅白歌合戦』のリハーサルでは、ギターを抱えて歌う姿を披露。ジャケットの中に白いシャツを合わせ、姿勢よく立っています。海を連想させるカジュアルな装いとは別に、舞台のフォーマルな服もよく似合っていますね。

ギターを抱く74歳の表情(74歳〜76歳)
2012年3月15日の取材写真では、チェックのジャケットにギターという装いです。まだ75歳の誕生日前で、当時は74歳。カメラに向けた笑顔と、慣れた手つきで楽器を持つ姿が印象に残ります。

同年には『若大将のゆうゆう散歩』が始まりました。歌うだけではない親しみやすい語りや、絵を描く楽しみも、幅広い世代に知られていきます。音楽、海、絵画と、好きなものを仕事にも生かしてきた人なのですね。
喜寿の若大将EXPOとCM出演(77歳〜79歳)
77歳の誕生日だった2014年4月11日には、喜寿記念イベント『若大将EXPO』の開催を発表。両手を広げた写真からは、大きな企画を前にした高揚感が伝わります。

2015年の「日清のどん兵衛」新CM発表会では、和服にひげという役づくりの姿を披露しました。下は発表会での写真で、CM本編の場面ではありません。おなじみの短髪にスーツという印象から、がらりと変わっていますね。

2016年には海のイベント『ENJOY海KANAGAWA』の名誉委員長に就任。79歳の会見写真ではマイクを手に話しています。幼いころから親しんできた海への関心は、音楽以外の活動にもつながっていました。

80歳記念ライブから声優初挑戦まで(80歳〜84歳)
2017年4月21日、80歳記念ライブ前の囲み取材では、両手を上げてにこやかな表情を見せました。髪には白い部分が増えていますが、白いシャツと濃いジャケットの組み合わせはすっきりした印象です。

同年6月には岩谷時子賞を受賞。盾を持って立つ姿から、長く組んできた作詞家の名を冠した賞への思いも感じられます。作曲家としては「弾厚作」の名義で数々の曲を生み出してきました。

2019年1月の日本ジュエリーベストドレッサー賞授賞式では、蝶ネクタイにタキシード。胸元や手元の華やかさに負けない、明るい笑顔を見せています。

82歳になった直後の同年4月には、『若大将FESTIVAL2019〜君にありがとう〜』の取材にも登場。こちらは柄のあるシャツとブルーのジャケットで、フォーマルな衣装とは違う軽やかさがあります。

2019年12月には『ジュマンジ/ネクスト・レベル』の日本語吹替版で声優に初挑戦しました。ダニー・グローヴァーさんが演じる人物の声を担当。写真は同月4日の記者会見です。俳優や歌手として経験を重ねた後も、新しい表現に挑戦する姿勢がうかがえます。

橋田賞特別賞を受けた80代後半(85歳〜88歳)
2022年でコンサート活動に区切りをつけた後、2023年5月には橋田賞の特別賞を受賞しました。86歳の授賞式では花束を持ち、マイクの前に立っています。若いころの張りのある顔立ちからは変化していますが、目元と口元にはおなじみの表情が残っていますね。

加山雄三の現在は?
89歳の近影をさだまさしが公開
2026年11月には、さだまさしさんが公式Instagramで加山さんとの2ショットを公開しました。都内のイベントで会ったことを伝え、元気な様子を喜んでいます。写真は左がさださん、右が加山さん。淡いピンクのネクタイとグレー系のスーツを合わせ、穏やかな笑顔を浮かべています。

現在89歳の加山さん。2022年の「ラストショー」はコンサート活動の節目であり、すべての芸能活動を終えるという意味ではありません。公式サイトでは2026年にも、加山さんの音楽を伝えるトリビュートライブや作品に関する情報が案内されています。長い年月を経ても、先輩として慕う人々との交流が続いているのがうれしいですね。
加山雄三の妻や子供は?
妻は元女優の松本めぐみ
妻は元女優の松本めぐみさんです。2人は1970年9月4日にアメリカ・カリフォルニアの教会で結婚式を挙げました。2022年には夫婦そろって『徹子の部屋』に出演。下の写真はその放送時の公式写真で、右がめぐみさんです。

番組では結婚50周年に新たに指輪を作ったことや、日々お互いへ感謝を伝える習慣などが紹介されました。長い夫婦生活を特別な記念日だけでなく、普段の言葉で支えてきたことが伝わります。
長男の池端信宏は音楽や花火の演出に携わる
子供は2男2女の4人です。長男の池端信宏さんは、音楽制作に加え、映像や花火の演出などにも携わるアーティスト。公式配信プロフィールでも、音楽とともに独自の世界をつくり続ける花火演出家と紹介されています。

次男の加山徹は山下徹大の名でも活動した俳優
次男は俳優の加山徹さんです。以前は「山下徹大」の芸名で活動し、2019年に現在の名前へ改めました。公式プロフィールには『八丁堀の七人』『花嫁のれん』などの出演歴が掲載されており、テレビや映画、舞台で経験を重ねています。下は本人の公式宣材写真です。

長女の梓真悠子は女優で料理研究家
長女の梓真悠子さんは、女優・料理研究家として知られています。大学在学中にNHK大河ドラマ『毛利元就』でデビュー。日本植物油協会のインタビューでは、父が台所に立つ姿を見て育ち、料理を手伝った経験が今につながっていると話しています。

次女の池端えみはニューヨークでも舞台活動
次女の池端えみさんも女優です。ニューヨークビズの家族インタビューでは、現地の舞台に取り組む思いや、両親から受け継いだ考え方について語っていました。下は同インタビューの池端えみさん。身ぶりを交えて話す様子から、表現する仕事への熱意が伝わります。

加山雄三のプロフィール
| 名前 | 加山雄三(かやまゆうぞう) |
|---|---|
| 本名 | 池端直亮(いけはたなおあき) |
| 生年月日 | 1937年4月11日 |
| 年齢 | 89歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 神奈川県横浜市生まれ・茅ヶ崎市育ち |
| 学歴 | 慶應義塾大学法学部卒業 |
| 職業 | 俳優・歌手・作曲家・画家 |
| 作曲家名義 | 弾厚作 |
| 主な映画 | 若大将シリーズ・椿三十郎・赤ひげ |
| 代表曲 | 君といつまでも・お嫁においで・海その愛・サライ |
| 家族 | 妻の松本めぐみと2男2女 |
| 公式サイト | https://www.kayamayuzo.com/ |
まとめ
- 若いころの魅力は、端正な顔立ちと海が似合う明るさ。静かな肖像と歌う姿で、異なる表情を見せています。
- 年齢を重ねてからも、楽器や絵画、新しい役柄を楽しむ姿が印象的でした。
- 89歳の近影にも穏やかな笑顔があり、音楽仲間や家族とのつながりが続いています。
経歴・近況の参考:加山雄三公式年表/2026年11月の近況報道/コンサート活動に関する本人コメント
