岐阜県出身の俳優・酒向芳(さこう よし)さん。
長い下積み時代を乗り越え、近年は映画やドラマで存在感を放ち、多くの注目を集めています。
そんな酒向さんが、若い頃から現在に至るまでどのように見た目や雰囲気を変えてきたのか――。
俳優としてのキャリアとともに歩んできた、その変遷に注目してみましょう。
酒向芳の若い頃総まとめ!

酒向芳さんは長い下積みを経験し、若い頃にはいくつかの劇団に所属して活動されていました。
当時はまだネット環境が整っていなかったため、現在出回っている画像は40代以降のものがほとんどです。



また、高身長でスタイルも抜群な酒向さんは、まるでモデルのような存在感と魅力を放っています。



40代:映像作品デビューと存在感の確立
俳優としての最初の出演作といえるのが、1988年公開の映画『上海バンスキング』です。

残念ながら当時の写真は見つかっていませんが、この作品での印象的な演技を皮切りに、酒向芳さんの俳優人生は本格的に幕を開けました。

50代:遅咲きの大ブレイク
映画「検察側の罪人」で、物語のキーパーソンとなる被疑者を怪演し話題を呼びました。

役者のみで食えるようになったのは50歳になってからという酒向さん。
この時期の写真を見ると、長年の苦労と経験が刻まれた深い表情が印象的です。




50代の酒向さんは、若いイケメンにはない、渋みのある大人の魅力を放っています。



グレーがかった髪色も含めて、非常に味わい深い俳優さんに成長されていることがわかります。


60代:円熟した演技力と変わらぬ魅力
現在も精力的な活動をしている酒向さん。
THE DAYS(2023年6月1日、Netflix)、沈黙の艦隊 シーズン1(2024年2月9日、Amazon Prime Video)など、近年も話題作に数多く出演しています。






現在66歳の酒向さんですが、その表情には長年の俳優人生で培われた深みと、変わらぬ情熱が感じられます。
きっと若い頃はイケメンだったことがでしょう。
より一層魅力的な「イケオジ」へと進化を遂げています。



酒向芳の現在の見た目は?
年齢66歳の酒向芳さんの現在の見た目はどんな感じなのでしょう?


酒向さんの俳優人生は決して順風満帆ではありませんでした。
文学座や青年座、無名塾を受験するも相次いで不合格となり、多くの人が諦めてしまいそうな状況でした。
しかし、酒向さんは諦めることなく退団後は自ら劇団を立ち上げるなどし、下積み時代が続く中でも演技への情熱を燃やし続けました。その結果、2018年の映画『検察側の罪人』での怪演で脚光を浴びることとなったのです。

インタビューでは「昔から主役タイプではないと自覚していました」と明かしていた酒向芳さん。しかし、その脇役としての経験と人生の苦労が、現在の演技に深みを与えています。

長い下積み時代を経験した酒向さんは、現在の成功を決して当たり前だとは思っていません。
遅咲きだからこそ、一つ一つの役に対する真摯な姿勢と、深い人生経験に裏打ちされた演技力で多くの人を魅了し続けています。

2025年現在66歳の酒向さんですが、その魅力は年々増すばかりです。
(おそらく)若い頃の爽やかなイケメンから、現在の渋みのある大人の男性へと見事に変化を遂げています。

グレーがかった髪色や深く刻まれた表情のシワも含めて、すべてが俳優・酒向芳さんの魅力となっています。長年の苦労と経験が生み出した、本物の「イケオジ」と言えるでしょう。
酒向芳のプロフィール
酒向芳さんのプロフィールをまとめます。
- 名前:酒向芳(さこう・よし)
- 生年月日/誕生日:1958年11月15日
- 年齢:66歳(2025年9月時点)
- 出身地:岐阜県
- 血液型:A型
- 学歴:岐阜県立多治見工業高等学校窯業科、多摩芸術学園演劇科卒業
- 職業:俳優
- 事務所:アニマ・エージェンシー
演劇の道を志した酒向さんは、文学座や青年座、無名塾を受験するも相次いで不合格となるという困難な時期を経験しました。しかし、諦めることなく演劇の道を歩み続け、『上海バンスキング』を観て感動したことをきっかけにオンシアター自由劇場に入団します。
オンシアター自由劇場での活動を皮切りに、東京シェイクスピアカンパニーや二兎社などの公演に参加し、幅広い演技経験を積みました。退団後は自ら劇団「いらっしゃい」を結成し演出にも携わるなど、創作活動にも積極的に取り組んでいました。
酒向さんの映像作品デビューは1988年の映画「上海バンスキング」から始まりました。その後、長年にわたって様々な作品に出演を重ね、「てぃだかんかん」(2010)、「龍三と七人の子分たち」(2015)、「愚行録」(2017)などの映画に出演しています。
テレビドラマでは、NHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010)、NHK連続テレビ小説「半分、青い」(2018)など、NHKの看板番組にも出演し、その演技力を認められています。また、映画『海賊とよばれた男』、映画『希望の国』、ドラマ『今日から俺は!!』、WOWOW『沈まぬ太陽』など、話題作にも数多く出演しました。
まとめ
酒向芳さんの若い頃から現在までの変遷を見てきましたが、以下の3点が特に印象的でした。
- 若い頃は爽やかなイケメンで、現在は渋みのある「イケオジ」に進化
- 50歳で花開いた遅咲きの俳優人生が、深い演技力の源泉
- 長い下積み時代の経験が、現在の魅力的な佇まいを作り上げている
苦労を重ねながらも決して諦めることなく、ついに大輪の花を咲かせた酒向芳さん。
その人生経験すべてが現在の魅力につながっているのです。
これからも、ますます深みを増していく酒向芳さんの演技に注目していきたいですね。
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